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チーマのワインはこちらから
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トスカーナの北端、リグーリア州とエミーリア・ロマーニャ州に挟まれた地域に、
チーマのあるマッサがあります。
この蔵は、アリピ・アプアーネ山脈の斜面に畑を所有し、
非常に急斜面のため、ブドウの一房一房に十分な日差しが当たり、素晴らしいブドウが育成していきます。
また収穫時には機械が全く使えないので、すべて手摘みによって行われます。
また、アリピ・アプアーネ山脈からリグーリア海まで7kmしかなく、
海上の吹き抜ける風によって、暖かい気候と日夜の寒暖の差が生まれ、
ブドウ栽培としては最高の環境が整っています。
マッサでは全体で750ヘクタール畑があり、その殆どがブドウやバルクでワインを
売っている農家ばかりで、質よりも量産のところばかりです。
土壌は、地元の裏、アリピ・アプアーネ山脈が昔から有数の大理石の名産地(
フィレンツェのカテドラルやメディチ家の礼拝堂などに使われている)で、
岩盤と粘土の地質となっています。
そのため、急斜面(チーマでは、最大60%の勾配があります)といえ、
滅多に崩れることも少ないそうです。
それは、芝も植えることによって根付かせ、地面の強度や水はけの効率を上げているそうです。
ブドウの植えられた畑は、砂と岩の土壌になります。
マッサでは、トスカーナとしてはやや収穫時期が遅く、9月下旬より白ブドウが収穫されていきます。
最後のサンジョベーゼが収穫される時期は10月の中旬以降になってしまいます。
その分、ブドウの熟成度は高く、凝縮した良質のブドウが収穫できます。
チーマでも徹底的な遅摘みが行われています。
チーマはレストランを経営しており、自分のお店用にワイン造りを行っていましたが、次第に
ワイン造りにのめり込み、2000年からエノロゴも雇い入れるようになりました。
そして畑は父との二人三脚で徹底的な管理を行い、またフェデリコ=クルタス氏の協力の下、
素晴らしいブドウを収穫してワイン造りを行っています。
畑別・ブドウ別に収穫され、仕込まれています。
斜面の下の部分から上の方へ段々に収穫していきます。
機械が入りませんので、多めの20〜25人で収穫しているとのことです。
試飲は、レストランの方でアウレリオさんのお母さんが作るお料理を食べながら行いました。
まずは白ワイン・カンディアのアルト2003年。
2003年は果実味と濃度の素晴らしい出来で、ボリューム感たっぷりです。
適度の熟成し、締まりが出てきましたので、エレガントに仕上がってきました。
これは素晴らしですよ!
日本へは240本しか入荷しません!!
ゴルゴンザーラのグラテッロ ポルチーニのテスタローリ
そしてもう1本注目なのが、ヴェルメンティーノ・ネロ2002です。
こちらは綺麗なイチゴの甘い香りと洗練されたキメのある
酸味が美しく、高級ピノ・ノワールではないかと思わせる、非常にエレガントな仕上がりでした。
これは注目です!無理を言って240本分けて貰いました。
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<試飲ワイン>
Sangiovese 2003 <From Barrique>
Sangiovese 2002 <From Barrique It's not used for Anchigi>
Syrah 2003 <From Barrique>
Massaretta 2003 <From Barrique>
Merlot 2003 <From Barrique>
Vermentino Nero 2003 <From Barrique>
Candia Dei Colli Apuani Vigneto Candia Alto D.O.C 2003
Vermentino Nero I.G.T 2002
Massaretta I.G.T 2002
Il Gamo I.G.T 2002
Vermentino Affinato In Barrigues I.G.T 2003
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もっとチーマを知りたい方へ、「マニアの館」はこちらから
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