| チーマ |
トスカーナの北端、リグーリア州とエミーリア・ロマーニャ州に挟まれた地域に、
チーマのあるマッサがあります。
この蔵は、アリピ・アプアーネ山脈の斜面に畑を所有し、
非常に急斜面のため、ブドウの一房一房に十分な日差しが当たり、素晴らしいブドウが育成していきます。
また収穫時には機械が全く使えないので、すべて手摘みによって行われます。
また、アリピ・アプアーネ山脈からリグーリア海まで７kmしかなく、
海上の吹き抜ける風によって、暖かい気候と日夜の寒暖の差が生まれ、
ブドウ栽培としては最高の環境が整っています。
ワイナリー訪問記
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Candia Del Colli Apuani
Candia Vignet Alto
ＤＯＣの「ヴィニェト・アルト」はその名の通り、斜面 の最上部に畑があり、
完熟した糖度の高いブドウから仕込まれ、厚みが断然違います。
（ＤＯＣの２つにはヴェルメンティーノの他にアルバローラが少量ブレンドされています。）
ヴェルメンティーノは、綺麗なマスカットの香りが魅力的です。
Romalbo
サンジョベーゼ８５％に土着のマッサレッタを１５％をブレンドした
「ロマルボ」は、バランスの良い味わいで「ソフトさ」を持たせるために
マッサレッタ種が巧みにブレンドされています。
ブレンドの妙を感じさせてくれます。
Montervo
メルロ１００％の「モンテルヴォ」は、イタリアを代表するメルロ・ワインに成長しました。
個性は違いますが「メッソリオ」「リコルマ」「レディガッフィ」 などに負けない
ポテンシャルを感じ、今後も素晴らしいワインに仕上がると見ています。
キメがあり、柔軟で豊かなタンニンと縛りのある酸、そしてたっぷりの
果実味はワインに深みを与え、複雑性豊かな香りと味わいを醸し出しています。
ボリューム感も申し分ありません。
これは、お試しあれ！そして数年の熟成を待ちたいものです。
土着の「マッサレッタ」から醸されるワインは、このブドウの可能性を感じさせてくれます。
力強さの中に良質な柔らかいタンニンがあります。
メルロのルーツとも言われているブドウだけあって、非常に似たキャラクターを持っています。
「ヴェルメンティーノ・ネロ」もバランスの良いタンニンでお魚料理にも合わせられます。
現在イタリアでは土着ブドウが見直され、注目されています。軽快なタンニンと酸が心地よく、
ミディアム・ボディのソフトなワインです。
香りにイチゴの花のようなものがあります。
「イル・ガモ」はシラー１００％で仕込まれています。
この２００１年が初リリースとなる生産量が約１８００本足らずのワインです。
名前の「ＧＡＭＯ」は、オーナー兄弟の夫婦のイニシャルからきています。
そして、ラベルの中心に描かれている綺麗なハートマークが印象的です。
今後が期待されるシラーのワインです。
熟成によりシラー種特有の華やいだ香りが出てきます
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