シャサーニュ・モンラッシェにある三つのピヨ家。
ジャン・マルク・ピヨ、ポール・ピヨ、ローラン・ピヨ、
どの蔵も世界中で高い評価を受けています。
ロバート・パーカーも「ここ最近の評価すべきワインとして、
私はシャサーニュ・モンラッシェにある3つのピヨ家の名を挙げたい」と高評価。
その中から、二家のピヨをご紹介いたします。
Jean Marc Pillot
ジャン・マルク・ピヨは、ボルドーの醸造学校で学んだあと、
1985年に父親の跡を継ぎ、1991年に念願の初ヴィンテージ。
化学肥料や農薬を決して使用せず、
ブドウに最低限のストレスしかかけず、丁寧にワインを仕上げます。
Paul Pillot
ポール・ピヨの白ワインは、新樽を25%使用し、
12-16カ月間澱とともに熟成されます。
最小限の不純物のみ取り除き、
澱やその他ワインの成分を残したまま共に熟成させることで、
ワインに深みをもたらします。
コクがありエレガントで芳醇な果実味を持ち、熟成に耐えうる構造を持ちます。
Chassagne Moutrachet 1er Cru Les Caillerets
1855年に1級に指定されたレ・カイユレは、シャサーニュ・モンラッシェでも
最も人気のある銘柄の一つです。
レ・カイユレの語源は、
この畑に多く見られる小石(cailloux)にちなんだものと言われています。
因みにレ・カイユレの名称は、最上のリュー・ディに与えられている名前です。
シャサーニュの中で最もミネラルやシレックスの様なフュメ香が特徴的といえます。
ピュリニィ・モンラッシェならではのエッジの感じられる、
シャープなタイプの味わい、と言われます。