・Sangervasio
(サンジェルヴァジオ/トスカーナ)

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サンジェルバジオのワインはこちから

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サンジェルバジオの村の風景です。



オーナーのルカは徹底した有機栽培にこだわりを持つ生産者です。
ルカの自宅を望む畑です。



絞りの画像です。



コンクリートの発酵槽です。



オーナーのルカ・トマジーニさんです。



テースティングルーム



ルカさん、来日お待ちしております。


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やはり、収穫が終わったばかりでした。
そのためルカは風邪気味だそうで、体調をくずしているようでした。
さて今年収穫して、アルコール発酵を終えたばかりの「メルロ」を「イ・レナイ」用と
「サンジェルヴァジオ・ロッソ」用とをコンクリートタンクから試飲させて貰いました。
その「凝縮感の違い」にびっくり、想像していたとはいえ、まったく別物でした。
このような、素晴しいセレクションを行っているので「クリュ・ライン」の品質があるのでしょう。

続いて、セラー方へ、今度は樽熟中の「ア・シリオ」のバリックからの試飲。
樽のメーカー違いを4種類全て試飲させて貰いました。
同じフレンチオークのバリックとはいえ、メーカーによってオークや焦がし方など、細部によって違いがあります。
樽と絡んで「フルーツが強調されたもの」
「芳ばしい、樽のニュアンスが強いもの」
「力強い、動物的な印象を受けるもの」
「酸に力があるもの」
様々な印象を受けました。

しかし、これが全てブレンドされて仕上げられる「ア・シリオ2004」は、凄いことになることでしょう!
今までにない、キメのある「酸とタンニン」、そして「クリーン」で奥行きのある味わい。。。
これは大変なワインに仕上がると思います。
間違いなく、2001年をも超える「大作」になります。
リリースが待ち遠しい限りです。
ぜひ、覚えておいて欲しい1本です!!

2001年、そして2003と2004年のみ造られている「超限定」の白ワイン
「シャルドネ・セレクション」も繊細で上品なワインに仕上がっています。
約1000本しか瓶詰めされていません。
少量分けて貰っていますので、年末の入荷が楽しみでなりません。こちらも、お見逃しなく!

サンジェルヴァジオはトスカーナのピサ地区にあります。
60年代に現オーナーの父と祖父が無人になった村を村ごと購入したのが始まりです。
敷地面積は400haでブドウ畑は約22haあります。
家族の住む館は、7階建てで、庭には樹齢700年の松が堂々と息づいています。
現在は、長男が建設会社を経営しながら、ワイナリーへの資金提供を行い、
弟のルカ=トマジーニさんが、ワイナリーを管理・経営しています。
先代が植えたサンジョベーゼの木は樹齢30年を超え、素晴らしいブドウが収穫されています。
こちらは「ア・シリオ」で使われています。

11年前より本格的に、品質の良いワインを造り出し、
また、コンサルタントには「レ・マッキオ」などを手がけるルカ=ダットーマ氏を起用しました。
毎年、着実に品質の向上が見受けられます。
「レ・マッキオレ」に肩を並べる日も、そう遠くはないでしょう。

「サンジェルバジオ・ロッソ」は、サンジョベーゼに「ア・シリオ」で使用しなかったカベルネ・ソーヴィニヨンと
「イ・レナイ」に満たなかったメルロがブレンドされたワインです。
ベースのワインとしては濃度のある味わいです。
2002年からリリースされています。

「サンジェルバジオ・ビアンコ」の方は、ヴェルメンティーノ65%に、
バレル・ファルメンテーションのシャルドネ25%とソーヴィニヨン・ブラン10%が巧みにブレンドされたワインです。
たっぷりのフルーツと樽由来の華やいだ香りに、かなりの濃度のある味わいが広がります。
そして繊細な酸が品格を保っています。
あまり冷やしすぎずに14℃くらいからお楽しみください。

父の名前を冠した「ア・シリオ(父、シリオに捧げる)」は、
極上のサンジョベーゼに5%のカベルネ・ソーヴィニヨンがブレンドされたワインです。
フレンチオークの新樽バリックで後処理されています。ダークルビーのカラーが映える濃度のある力強い味わいです。
そして年々繊細さが加わり、実にエレガントに仕上がってきています。
98年は美味しいタンニンに熟してきています。

畑の名前が付けられた「イ・レナイ」は、
エノロゴであるルカ=ダットーマさんが、秘宝「メッソリオ」のレベルまで引き上げるという注目のワインです。
メルロ100%を新樽のハーフバリックで仕込み、複雑性豊かな香りと濃厚でソフト味わいになっています。
98年が初リリースで、生産量は僅かに4000本足らずです。
今後が期待されるメルロ・ワインです。

そして忘れていけないのが、トスカーナ最高峰のヴィンサント・ワイン「レチナイオ」です。
トレビアーノに20%のサン・コロンバーノがブレンドされています。
収穫したブドウを数ヶ月陰干しし、114Lのスモールバリックで約4年間熟成させて仕上げます。
手間と時間の掛かったワインです。
そして、生産量も2000本と少なく、希少なデザートワインです。
ただ甘いだけのものではなく、甘みと酸味のバランスが素晴らしく、一度飲まれると病みつきになります。
10℃以下に冷やしてからお楽しみください。


<試飲ワイン>

Merlot Cru 2005 <From Cemento tank/Finished the fermentation>
Merlot Second 2005 <From Cemento tank/Finished the fermentation>
A Sirio 2004 Saury <From Barrique> Half Barrique
A Sirio 2004 Berthomien <From Barrique>
A Sirio 2004 Nadalie <From Barrique>
A Sirio 2004 Cadus <From Barrique>

Sangervasio Bianco Marna I.G.T 2003
Sangervasio Bianco Marna I.G.T 2004
Chardonnay Barrique I.G.T 2003
Chardonnay Barrique I.G.T 2004
Sangervasio Rosso I.G.T 2003
Sangervasio Rosso I.G.T 2004
A Sirio I.G.T 2001
A Sirio I.G.T 2003
I Renai I.G.T 2001
I Renai I.G.T 2003
Bianco Pisano di San Torpe Vin Santo Recinaio D.O.C 1999
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