・Fritz Haag
(フリッツ・ハーグ/モーゼル・ザール・ルーヴァー)

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フリッツハーグのワインはこちから

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ハーグ家は、1650年より「ブラウネベルク」にてワイン造りを行っています。
醸造所は、対岸にある「ブラウネベルグ・ユッファ・ゾンネンウア」を見渡す場所にあります。
その急斜面の「ブラウネベルク・ユッファ・ソンネンウア」と「ブラウネベルク・ユッファ」畑は、
直接の太陽光とモーゼル川からの反射光により、ブドウの熟成具合が素晴しく進みます。
そして、あまりに温度が高くなると、川からの水蒸気にて畑が冷やされるそうです。
そこには、自然の温度調節があります。

7.5ヘクタールから生まれるワインは、約65000本になり、
ブラウネベルグ最上の畑「ユッファ・ソンネンウア」のワインは、ドイツを代表する逸品になります。

オーナーのヴィルヘルムさんは2004年に引退し、
現在は、息子のオリヴァーさんが中心となってワイン造りを行っています。
こちらもオーク樽とステンレスタンクを併用していますが、
暑く、糖度の上がった2003年のような年は99%がステンレスタンクを使ったそうです。




若いながら、醸造や畑の話を熱く語るオリヴァーさんの話は説得力があり、
その自信はどこからと思うと、ガイゼンハイムで醸造学を学び、
前回までにご紹介した、ナーエの「ドンフォフ」、
モーゼル・ザール・ルーヴァーの「カルトホイザフォフ」などで研修を行ったそうです。
(ドイツを代表する造り手ですよ!)

1999年からは、ラインガウの「ウェゲラー」でセラーマネージャーを務め、蔵の評価を高めたそうです。
その経験で培われた自信は、長い間ワイン造りを行い、蔵を指揮してきたかのようなものでした。
これからの「フリッツ・ハーグ」が楽しみです!

試飲した2004年のワインは、
父「ヴィルヘルム」のワインよりも「酸」に「丸み」を感じさせる、「しなやかさ」を持ち、
そしてモーザルらしい「ワインにハリ」がありながら、キメがありますから、
「軽やかさ」というか「エレガンス」が違います。
それでいて「柔軟で収縮力」に富む「素晴しい酸」が魅力的な味わいを奏でています。
早い時期から楽しめるスタイルに、少し変ったように思えます。
そして、このようなワインは、大いに「熟成」していきます。
「クラシック」なヴィンテージとなった2004年にしても「しなやかさ」がありましたから間違いないと思います。

また、特別に空けて貰った「ブラウネベルグ・ユッファ・ゾンネンウア」の85年の「スペトレーゼ」は、
決して良い年ではないのですが、若々しい「酸」と繊細な「甘み」を感じ、エレガントに仕上がってきていました。
まだまだ熟成し続ける「芯力」もあります。
やはり「リースリング」は熟成してこそだと思います。
強烈な「酸」が丸くなってきた時こそ「真価」を発揮します。
貴重な経験をありがとう!

「ゴー・ミヨ」にて2004年の「プロデュース・オブ・ザ・イヤー」を獲得し、
最新版でも最高の評価の5つ★に輝いています。
常にトップに君臨し、目標とされ、「ドイツワイン」を背負っている蔵なのです。

<試飲ワイン>



Riesling Q.b.A. 2004
Brauneberger Juffer Riesling Kabinett 2004
Brauneberger Juffer Sonnenuhr Riesling Spatlese 2004
Brauneberger Juffer Sonnenuhr Riesling Auslese 2004
PT Brauneberger Juffer Sonnenuhr Riesling Auslese Gold-Capcel 2004
Brauneberger Juffer Sonnenuhr Riesling Spatlese (Auction) 1985
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