マニアの館

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訪問した日は、前日に収穫し、冷蔵庫で1晩クールダウンしていたメルロを破砕して
コンクリートのタンクで醸しを行うところでした。
このブドウを冷やすことは、「レ・マッキオーレ」と同じ作業で、サンジェルバジオで効果があったので、
師弟関係にあるマッキオレでも採用されたそうです。
これは香りや味わいがよりフルーティに、若々しいニュアンスがでるそうで、非常に大切なことだそうです。
房は、プレスしないでイーストを加えます。
タンク内で、下のものがつぶれ、出来たジュースを1度抜いて、イーストと一緒に混ぜて、再度タンクに入れます。
サンジェルバジオでは、自然酵母を使っています。
自然酵母だと発酵温度は低く、
良い発酵ができるとオーナーで醸造家のルカさんが言っていました。
酵母に関しては、蔵によって意見が色々あります。




蔵で今もっと注目なのが、2002年から生まれた「サンジェルバジオ・ロッソ」です。
サンジョベーゼ60%に「イ・レナイ」に使われなかったメルロ20%と
「ア・シリオ」に満たなかったカベルネ・ソーヴィニヨン20%をブレンドしたワインです。
セカンドワインなのですが、綺麗なフルーツの香りと柔らかい口当たり、
そして果実味豊かな味わいで人気を博し、初回輸入の1200本が完売、そして追加した1200本も完売間近です。
まだ、試されていない方、お早めにご注文下さい。
本当に「安い!」そう思ってしまいます。
手前みそですが、この価格では味わえないワインです。
それは度々の価格交渉とルカさんのご厚意により、実現した自信の価格です。
他では到底マネできないはずです。


 

勿論、白の方も、素晴らしい香りがあり、幅広いお料理に合います。
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