La Pousse d'Or
ラ・プス・ドール
世界最高峰のワイン「ロマネ・コンティ」、そのオーナー(デュヴォー・ブロシェ家)
が所有していたドメーヌがプス・ドールです。
コート・ド・ボーヌ地区の高台、ヴォルネィに所在します。
1100年頃(ブルゴーニュ公の時代)には、記録に残されている歴史あるドメーヌです。
当蔵を近年の高評価を得る蔵に押し上げたのが、下記2名の立役者です。
1964年からオーナーとなった、名醸造家「ジェラール・ポテル氏」
そして、1997年にジェラール氏が亡くなり、息子のニコラ氏は、
ドメーヌを実業家である「パトリック・ランダンジュ氏」に売却しました。
(※ニコラ氏自身はネゴシアン業「ニコラ・ポテル」を立ち上げています。)
パトリック氏は元来より、
ヴォーヌ・ロマネに別荘を持ち、ドメーヌを所有したいという展望があったため、
医療機器、特に整形外科のビジネスで得た資金を、醸造施設や発酵用の木桶、ブドウ畑につぎ込みました。
その額、なんと200-300万ユーロに上るとも噂されています。
そんな実業家の彼が行った設備改革は、大量生産の為ではなく、
よりブルゴーニュらしいテロワールを尊重したワイン造りをするためのものでした。
代表的なものを少し紹介すると、1999年にできた6層構造の醸造設備です。
通常ですと、設備内でのワインの移動はポンプによって行われますが、
プス・ドールの醸造所では基本的にポンプは使用せず、重力を利用して、6層構造の設備を
ワインにストレスなく、より優しく移動させます。
また、ワインを保管する樽にも秘密があります。
通常、ワイン樽の上部に開けられた穴をシリコンキャップを使って密閉しますが、
プス・ドールでは、樽とシリコンキャップの間にガラス製のカラフェを取付けています。
斬新なこのカラフェは、カラフェの中にもワインを入れることによって、
ワインが樽内で蒸発して減少し、空気に触れ酸化することを防ぐ目的にしています。
樽内の発酵の様子も、このカラフェを通して知ることができるのもメリットの一つです。
栽培されるブドウは化学肥料を使用せず、
有機肥料を使用するビオ・ロジックにて栽培されています。
2014年に栽培責任者として、ユベール・ロシニョール氏を迎え、
ビオディナミへと転換がスタート。近いうちに認証がとれる予定です。
そうした並々ならぬ情熱が功を奏し、世界中にファンができました。
ピュアで洗練された深い味わいには、コルクを抜く度に心躍ります。
Volnay 1er Cru Clos de la Boussed’Or
Monopole
Volnay 1er Cru En Caillerets
Volnay 1er Cru Clos des 60 Ouvrees
Monopole
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